いま話題のセルツァーとは?ハードセルツァーやビールとの違いを現役ブルワーが解説

最近よく耳にする「セルツァー」や「ハードセルツァー」。海外のバーやSNSで見かけたり、国内でも“軽いお酒”の選択肢として話題になったりして、「結局セルツァーって何?」「ビールと関係あるの?」と気になっている方も多いはずです。

結論から言うと、セルツァーは基本的に“無糖の炭酸水”。そしてハードセルツァーは“アルコール入りのセルツァー”です。

この記事では、REPUBREWがクラフトビールが好きな人に向けてセルツァーの定義、ハードセルツァーの特徴をできるだけスッキリ整理して解説します。

目次

そもそもセルツァーとは?

セルツァー(seltzer)とは、一般的には「無糖・無添加の炭酸水」を指します。味は“水+炭酸”そのもの。甘味や香りは基本的にありません。

日本語だと「炭酸水」とまとめて呼ばれることが多い一方、英語圏では似た単語が複数あり、そこで混同が起きやすいのがポイントです。

クラブソーダ・スパークリングウォーターとの違い

セルツァー周辺の用語は似ています。違いは、ざっくり言うと「ミネラルを足しているか」「天然炭酸かどうか」などのニュアンスの違いです(※呼び分けは国・ブランドで揺れます)。

名称ざっくり定義味のイメージよくある用途
セルツァーミネラル等を加えない炭酸水(無糖)クセが少なくスッキリそのまま飲む/割材
クラブソーダ炭酸水にミネラル成分を加えたものわずかに“塩気・厚み”を感じることもカクテルの割材
スパークリングウォーター炭酸水の総称(天然/人工を含む)商品により幅広い食事/日常飲料

クラフトビールに置き換えると、「ラガー/エール/IPA」みたいな細かい分類があるのと同じで、炭酸水にも呼び名の“揺れ”があります。大事なのは、セルツァー=基本は無糖の炭酸水、という点を押さえることです。

ハードセルツァーとは?(アルコール入りのセルツァー)

ハードセルツァー(hard seltzer)は、ひと言で言えば「アルコール入りの炭酸水」です。多くの商品で、ほのかなフルーツフレーバー(レモン、ライム、ベリーなど)がついています。

原材料と製法:チューハイとどう違う?

ここが「ハードセルツァー」と「缶チューハイ」が混同されやすいポイントです。

  • ハードセルツァー発酵由来のアルコール(糖を発酵させる等)をベースに、炭酸水とフレーバーで仕上げるイメージ
  • チューハイ(一般的なイメージ):焼酎などの蒸留酒を炭酸水で割り、果汁や香料で味をつけることが多い

ただし、ここは商品・国の制度・メーカーの設計で幅があり、すべてが完全に分かれるわけではありません。重要なのは、ハードセルツァーが“ビールのようなモルト&ホップの世界”とは別軸の飲み物で、より軽く・よりドライに設計されがちという点です。

味わいの特徴:とにかくドライで軽い

クラフトビール好きが飲むと、ハードセルツァーはかなりキャラクターが違って感じます。よく言われる特徴は次の通りです。

  • 甘さ控えめ(無糖寄り、または甘味があっても軽い)
  • 苦味がほぼない(ホップの苦味とは別世界)
  • 炭酸が強めで、スカッとする
  • 香りはフルーツ系が中心(柑橘・ベリーなど)

つまり、IPAのように「香りと苦味で攻める」でもなく、スタウトのように「ローストで厚みを出す」でもなく、“軽さ”と“飲みやすさ”を極めた方向性になりやすいです。

350種類以上醸造! Repubrewなら幅広いビールを味わえる!

ビールの基本を丁寧に積み重ねたからこそできる、冒険的で自由なスタイル、他にはない個性的なビール達が勢揃いしています。 「ないものを作り、新しい発見を届ける。」をモットーに、こだわりの原材料を駆使して、フレッシュなラガーから濃厚なIPAまで幅広く取り揃えております。

特にブルワリーを代表するラガービール「本生」は、その軽やかな飲みやすいフレーバーでビールが苦手な方にも「こんなに飲みやすいのと思わなかった、ビールを初めて美味しく感じた!」とご好評の声をいただいております。

セルツァーはビールなの?

ここまで読んだ人はセルツァーが“ビールの一種”なのか、それとも“ビールの代わりになる別物”なのかを知りたいはずです。

結論から言うと、セルツァーもハードセルツァーも、基本的にはビールではありません(少なくとも味や体験としては、ビールとは別カテゴリです)。

ビールとハードセルツァーの違い(比較表)

比較ポイントビール(クラフト含む)ハードセルツァー
主役の要素麦芽の甘み/ホップの香りと苦味強い炭酸/ドライさ/フルーツ香
飲みごたえコク・厚み・余韻を楽しむ軽くスッと切れる
香りの方向トロピカル、松、柑橘、ロースト等(多彩)レモン、ライム、ベリー等(軽やか)
食事との相性料理に合わせて“ペアリング”を作れる料理を邪魔しにくい(万能寄り)
満足感の作り方味の情報量で満足させるキレと爽快感で満足させる

この違いを知っておくと、「ビールの代わりにセルツァーを飲んだら物足りない…」というガッカリ感が起きにくくなります。セルツァーはビールの“互換”ではなく、別ジャンルとしてジャンルが違うからです。

なぜ“ビールの代替”として注目されているのか

ハードセルツァーが話題になった背景には、ざっくり次のような流れがあります。

  • ライトな飲み口で、ビールが重く感じる人にも選ばれやすい
  • 甘くない(甘さ控えめ)方向に設計できる
  • 商品によっては、低カロリー・低糖質を打ち出す(※商品差あり)

ここで大事なのは、「セルツァー=健康に良い」と早合点しないこと。商品によって糖質・甘味・カロリーは変わるので、気になる人は栄養成分表示を確認するのが確実です。

クラフトビール好きから見たセルツァーの楽しみ方

REPUBREWのユーザーなら、ビールの魅力が「香り」「苦味」「麦芽の甘み」「余韻」「飲みごたえ」にあることは体感としてわかっているはず。

だからこそ、セルツァーを同じ物差しで採点すると、どうしても分が悪く見えます。

おすすめは、“使い分け”として捉えることです。

セルツァー(炭酸水)がおすすめのシーン

  • クラフトビールの合間に口をリセットしたい
  • 食事を主役にしたい(炭酸でスッキリ)
  • ノンアルで炭酸の爽快感だけ欲しい

ハードセルツァーがおすすめのシーン

  • 「今日は軽くでいい」気分
  • ビールなどの苦味が得意じゃない友人と飲む
  • 料理の味を邪魔しにくいお酒がほしい

一方で、「今日は香りを堪能したい」「ホップでブチ上げたい」なら、やっぱりクラフトビールが最適解。

セルツァーは、クラフトビールの面白さを置き換える存在というより、別の“軽快な選択肢”として両立するイメージがしっくり来ます。

セルツァーに関するよくある質問

Q. セルツァーは体に悪い?

A. 無糖の炭酸水(セルツァー)自体は、一般的には問題になりにくい飲み物です。ただし、炭酸で胃が張りやすい人は量を調整しましょう。

Q. ハードセルツァーはチューハイと同じですか?

A. 見た目は似ていますが、ハードセルツァーは“発酵由来アルコール+炭酸水+フレーバー”という説明がされることが多いです。

一方でチューハイは蒸留酒を割る設計が多い、という違いが語られます(ただし商品差があります)。

Q. セルツァーはビールの代わりになりますか?

A. 置き換えというより“別ジャンル”です。ビールの香り・苦味・コクを求めるならビールが最適。軽さやドライさ、爽快感を求めるならセルツァー/ハードセルツァーがハマります。

Q. ハードセルツァーはビールより太りにくい?

A. 低糖質・低カロリーを打ち出す商品は多いですが、商品によって差があります。

気になる場合は栄養成分表示を確認してください。

まとめ

クラフトビールの魅力は、香り・苦味・麦の甘み・余韻の“情報量”。

セルツァーはそこを競う飲み物ではなく、軽快さ・爽快感で役割が違います。飲み分けられると、ビールの時間もさらに楽しくなるはずです。

Repubrewでは、こだわりの原材料をふんだんに使用した個性豊かなビールを数多くラインナップしています。 クラフトビール初心者の方から玄人まで、きっと満足できること間違いなし!ぜひ、一度公式サイトを覗いてみませんか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

©2023 REPUBREW All Rights reserved.