今年2月にニュージーランドに渡り、高品質なホップ農園を訪問させて頂きました。
現地のホップはその土地を生かした作り方をしており、最終的にビールになるまでのテストやチャレンジを幾度もトライ。
今回のビールは、そんな試行錯誤の末に生まれた複数のホップをDHに使用しています!
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1つ目はKohia Nelsonのホップ。
このホップにはパッションフルーツが組み合わされたブレンドホップ。
2つ目はFree style Hops のWakatu。
このホップはヨモギ、若草のようなグラッシーさをだしつつアプリコットの香りを引き立ててくれます。
さらにFree style Hops のMotueka。
グレープフルーツやシトラスも強化し、総合的にさまざまな香りが楽しめるクラフトビールらしい、ジューシーIPAに仕上げてくれました!
見た目は霞のような淡い濁り、ミモザのようなカラー。
ビールのアロマはトップノートからくるパッションフルーツについで、アプリコットリッチ。
テイストは、モルトとオーツの甘みの次に、ホップからくるヨモギ、若草のようなグラッシーさとグレープフルーツの皮のようなテイストも。
後味にはキャンディのようなスイーツ感も感じさせてくれます。
時間が経てば、松脂のような濃厚さに、ユリを思わせるフローラルな香り。
飲み口は滑らかで苦味は余り感じさせず、オーツ由来のミルキーな口当たりも相まって、抹茶ラテの舌触りに近い感覚を覚えます。
Kia Oraとはマオリ語でたくさんの意味を持つ言葉で、乾杯という意味でもある。挨拶がてらの一杯とのイメージから名前が付けられ、さらにラベルデザインはマオリ族のタトゥーパターンをモチーフに。
NZのクラフトビール、人柄、マオリ族の文化、すべてに感銘をうけてできた商品。
さぁビール片手に大自然の中、皆でKia Ora!