BUSHIDO IPA

ABV(アルコール度数) 6.5
OG 1.059
FG 1.011
IBU(苦みの数値) 70
Water Rate(SO4/Cl) 2.7
Malt Rahr North star pils
Hops BH:HBC 472(Aging)
WP:Ekuanot
DH:Citra
Mosaic
Simcoe
Yeast SanDiego Super
Water Ca+2 132.9
Mg+2 21.6
Na+ 12.0
SO4-2 254.4
Cl- 94.3
Other Dextrose

日ノ本の夏ここに幕開け!
鋭い切れ味のBUSHIDO IPAいざ参る!

今まではIPAの製法としてバランスを重視して作ってきました。
その上で欠かせないのが、Cara maltやVienna malt, Munich maltなどのボディーをつけるモルトでした。

しかしながらWBC(ワールドビアカップ)の受賞ビールを見ていくと、ウエストコーストスタイルIPAのビールのどれもが、クリアで薄いボディーのビールばかり。
その考察から今のトレンドはボディーが薄く、よりホップの香りをクリアにうまく出したIPAが評価される傾向にあることと仮定し、綺麗なペールゴールドのカラーリングを再現することにしました。
また2025年WBCのWCIPA系で一番多く受賞したGhost Town Brewingが作っているNecrocatを参考に、Citra, Mosaic,Simcoeを使用してつくるレシピに、最新の研究で判明した柑橘の香りを増加させる仕込み方として、脂肪酸を酸化させたエイジングホップを採用しています。

その結果、柑橘とマイルドな苦みも追加され飲み心地も抜群な仕上がりに!
味わいにも見た目にも清涼感が出て、最新技術から生まれた王道のWC IPAが、高温多湿な日本の夏に新たな旋風を巻き起こしていきます!

カラーは透き通るゴールドカラーで、フツフツと炭酸が登っていきます。
トップノートはシトラス、ストーンフルーツ感に次いで程よい樹脂の香りを感じます。
口に含むとグレープフルーツのような香りが立ち込め、口に残る苦みは残心を思わせます。
甘さを感じさせないスパッと爽快感のあるキレある味わいで、夏には外さない最高の仕上がりになりました!

ラベルデザインも一見するとGhost Town Brewing風なドクロの絵ですが、よくみると武士が乾杯しているトリックアートになっていて今回のテコ入れレシピが反映されています。

馴染みのあるゴールドカラーにしっかりしたアロマ、このビールを飲むこともまた武士の一分。
兵に思いを馳せ、乾杯しましょう!

Pairing Foods:唐揚げ、照り焼きチキン、ステーキ